G.W.に流山おおたかの森TOHO CINEMASで観てきました!なんだか気持ちがひりひりするけれど、恋をしたことのある女子ならきっと共感大な映画「愛がなんだ」
こんにちは、かとうや藤原です。大ヒット上映されている「愛がなんだ」を昨日流山おおたかの森TOHO CINEMASで観てきました。
上映館は多くないけれどヒットしている映画。
この「愛がなんだ」ですが、そこまで上映館は多くないです。どちらかというと単館系な気がします。しかし、ヒットしています。
現に昨日、流山おおたかの森に観にいった時には、プレミアムシアター(席数かなり少ない)で、日に1回の上映ではありましたが、20時~という開始時間だったにも関わらず、なんと満席でした。しかも当日の早い時間で売り切れ。
新宿や渋谷、銀座などでもやっているのですが、調べたところ、5/1はどこもほとんど満席。映画の日でチケットが安い、ゴールデンウィーク中であることを差し引いても結構すごいなと思います。
あの角田光代さん原作。
女性を書かせたら、右に出るものはいないと言ってよいかもしれない作家、角田光代さんが原作です。角田先生のモットーは「小説は救わない」だそうです。
刺さります。救わないそうです。救わないかもしれないですが、角田先生の作品はなんか拠りどころにできるというか。なぜだろうと考えて私なりに一つの答えに至りました。
角田先生の描く女性に「良い子」はいない。
理想の女性は出てきません。みんなコンプレックスや悩みを抱えています。人に見て欲しくない、いやな部分を見せます。しかし取り繕おうとはしない。綺麗ごとを言わない女性たちです。ですが、健気です。いろいろ渦巻く黒い部分を見続けると一寸の清らかさが見え隠れもしたりして。
角田先生が女性に支持されているのはそういう部分をリアルに繊細に描いているからなのかな、と思います。
さて本題。
不毛な愛を極めるアラサー女子の物語です。ひたすら追っかけ、相手は逃げる。登場人物が何人か出てきますが、全員追っかけているか追っかけられるか。
不毛な恋を追っかけるのは、好きだからか?愛しているからか?はたまた引っ込みが付かなくなっただけの執着か?そして、追っかける方は負けなのか?追っかけられる方は勝ちなのか?
などいろいろ映画を観ながら考えてしまいました。
若手の役者さんたちが好演されています。個人的には、若葉達也さんの抑えた演技が好きでした。
4月中旬に始まったばかりですが単館系なのですぐに終わってしまうかもしれないのでご興味のある方は早めにチェック下さい!

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