もう一度読みたい本:カミュの「ペスト」
こんにちは、かとうや藤原です。町の紹介がなかなか難しい状況ですので、自分の脳内で考えていることを少しご紹介します。
新型コロナウィルスが日本でも猛威を振るっていますが、今カミュの小説「ペスト」が世界中で売れまくっているというニュースを目にしました。
日本では2か月で30年分の量が売れてしまったとか。
「ペスト」とは
『ペスト』はフランスのノーベル文学賞作家、アルベール・カミュが1947年に発表した長編小説です。ペストの感染が広がって外部と遮断された社会の中で感染症という見えない敵と闘う市民の姿を描いています。(NHKニュースより)
舞台はアルジェリアのある架空の(だったと思います)町に設定されており、ペストが急速に広がりその町は封鎖されてしまいます。その中で主人公は様々な人間模様を目撃します。
そう、物語は今の私たちの置かれている状況に非常に似ているのです。
私も大学1年生の時に、授業の課題で読んだことがあります。
その時の私の感想:
現代はペストが絶滅しててよかったな~、とか
封鎖とか閉じ込められちゃったらきっとパニックになるな~
、と全く自分とは別世界のこととしてとらえてました。そんなことは自分の身には起こらないと思っていました。まさか、こんなことになるとは。
19歳の私に、いや20年後あなた近い状況を実際体験するからちゃんと学んどけと教えてあげたい。
思いがけない厄災にあったときどう行動するか
自分ではどうにもできない困難な状況になったときその環境で人はどのように生きるべきか、ということが「ペスト」の大きな主題だったと思います。
と、同時にそういう時こそ希望や楽観的な気持ちも持ち続けることが不可欠だということも読み取った覚えがあります。
なかなか困難なことだと思いますが、一日一回でも誰かを笑顔にすることをみんなが出来たら、、ちょっと何かが違うかも。と思ったりします。偉そうですみません。
こういったときこそコメディアンの人たちの腕の見せ所かもしれませんね。ああ、そんなこと言うとどうしても志村けんさんのことを考えてしまいますね。
ペストはなかなか今手に入らないそうですが、Kindleで探してみようかと思います。
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