民話の世界へ小トリップ②~民話の中の熊野神社。おの・ちゅうこう~昔ばなしから
こんにちは 。セントラルパーク不動産かとうやです。
さてさて、先日の民話記事の続きです。
先日ご案内した熊野神社ですが、地元に伝わる民話があります。
私は小学校の時に、上級生がやってくれた劇や、担任の先生が読んでくれた本の中で知りました。子ども心に不思議なこともあるものだ~と感心したものです。純粋でしたので 。
担任の先生がどこからこんな片田舎の民話を見つけてきたかですが、崙書房さんからおの・ちゅうこう昔ばなし 流山・野田の巻という本が出ていて、この本から時間があると読んでくれれました。(現在絶版・市内図書館で借りられます)
八木南小学校出身の方は知っていらっしゃるのではないでしょうか。
(余談ですが、八木南小学校出身の有名人といえば、サンプラザ中野くんさんと中村トオルさんです。地元あるあるです。)
さて、本題に戻り、この熊野神社とその周辺の村の成り立ちのついての民話、「八木村の椎木」というお話をおの・ちゅうこうさんの本を参考にして簡単にお話ししたいと思います。
では始まり始まり~。
むかしむかし、この辺りで悪い病気が流行ったそうな。(笑、ありがち)
周辺の村、思井、中、芝崎、古間木、前平井、後平井、西平井、鰭ヶ崎、(つまりは流山セントラルパーク駅周辺)の八つの村の名主たちが相談した結果、この八つの村には守ってくれる神社がないということになり、神様をお迎えしようという話になりました。
ご利益がありそうなので、和歌山県の熊野大社の神様をお迎えすることになり、名主たちが分祀をいただいてくるため、はるばる和歌山県まで長い旅にでました。
何十日かの旅の末、熊野大社まで到着し、無事神主さんにお札の入った桐箱をいただきました。
そしてまた何十日かの旅の末、村に戻って神社を建立した場所が、現在熊野神社が建つ場所です。
神様をお社にお祀りしようと名主さんの一人が桐の箱を開けると、椎の実が一つころころ転がり落ちました。
神様の箱に入っていたありがたい椎の実だということで、お宮の階段の一番右の端に蒔いておきました。
すると驚いたことに椎の実は芽をだし、ぐんぐん成長していきました。
またまた驚いたことに幹は根元から八本に分かれて伸びだしたそうです。
村人たちはそれはもう驚いて、八つの村を守るために生えてきたご神木に違いないと村の名前も八木村としてみんなで助け合っていくことに決めました。
さて後日談。この不思議な椎の幹はそのうち三本枯れて五本になってしまいました。
八木村のうちの鰭ヶ崎、後平井、西平井の三つが八木村から離れてそれぞれ自分の村に神様をお迎えしたからです。
残った思井、中、芝崎、古間木、前平井の五つの村は木が枯れないように、団結して熊野神社を守ることにしたそうです。
めでたし、めでたし。
ちょっとマンガにほん昔ばなし風味のお話です。
この辺は今も元八木地区と言ったりします。
そしてこの木ほんとに神社の敷地にあります。しかも幹が五つ。正確には私はまだ見つけられていない、というか椎の木がどれかわからない。
でも父がほら神社のあの辺にあるじゃないかというのであるのでしょう。
。。。どうですか、ほんのすこ~しだけ行ってみたくなったでしょうか。(笑)
おの・ちゅうこうさんの昔ばなしにはまだまだ面白いお話しが載っているのでまた折をみてご紹介できればと思います。
民話、後日談
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